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テーマ・ノンフィクション

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
(2008/04/18)
野村 進

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 大それたことを!と笑われるのを承知で言うと、いつか介護福祉についての本を書いてみたい。自分が介護の世界に入ってみて初めてその奥深さを知った。もっとほかの人にも伝えたい。
 介護職には、利用者について守秘義務がある。だから本当の「介護」について、一般の人はなかなか知ることができない。書店にあるのは介護保険のしくみとか施設の評価本、介護の手順書が多い。
 もっと介護される人・する人について読みたいといつも思っているし、自分が発信者だったら、と考えることがある。書きたいのはバクロ本ではない。介護の現実を知ることができて、なおかつ介護の仕事に就いてみたいと思ってくれるような、そんな本。

 私の「大それたこと」は、つまりノンフィクションを書くことにつながる。単なる文章読本ではなくて、ライターはどんな準備をし、どうやって書き進めていくのか知りたかった。本書では、実際に世に出た記事を盛り込んであり、起伏のある読書ができたと思う。

 まぁ、野望(笑)に取り組むのはかなり先になるんだけれども、筆者の「テーマ・ノンフィクション」の件は今日からすぐ参考にできる内容だった。もう数年続けているブログ、それは私の日記であると同時に、テーマ・ノンフィクションの集合体でもあるのだから。

 これからも日々の仕事について、感じたことや考えをきちんと書きとめておこうと思う。
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挫折

 はじめの2章だけ読んだけど、そのあとしばらく読みすすめて挫折した。

ゴシップ的日本語論 (文春文庫)ゴシップ的日本語論 (文春文庫)
(2007/10)
丸谷 才一

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 丸谷さんの文章は読みやすい。でも内容についていけなかった。
日本語を、国文学とか民族学的に研究したことのある人や、そういう分野に興味のある人には向いている本かもしれないと思う。
 分からないなりにも、なんとか最後まで読んでみたかったのだけど、残念。

広告(コピー)に学ぶ

 私が大学で、商学を専攻したのは広告を学びたかったから。でも(すみません)、講義が面白くなくて・・・毎回テキストを棒読みするようなもので、生徒側も私語ばかり。授業に期待できない。自分で『広告批評』を買って読んだりしてましたが、結局、就職は広告とは無関係のところへ。

 でも、いまだに広告(コピー)が好きです。電車に乗れば、商品の説明コピーを隅から隅まで読んでしまいます。

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
(2008/07)
鈴木 康之

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 中身のない文章は、食べたいものが入っていない弁当と同じです。 (本書236ページより)


 たとえば弁当を買おうと思うけど、どれも食べたい気分にならない。食べたいおかずがない。最後には消去法で選ぶ? そんな弁当屋はごめんです。
 たとえば自分のためだけに用意する昼食と、家族のための夕飯は違います。自分だけのことではないから、みんなの健康を気づかい、食欲をそそるようなおかずをあれこれ考えます。家族が、これおいしいね、また作ってねと言ってくれるような食事を作りたいからです。試食もするし、作り直すことがあるかもしれません。それは、自分以外の人に食べてもらうためです。

 文章を書くときにも同じことが言えると思います。秘密の日記ならともかく、文章は誰かに読んでもらうという前提で書かなければいけません。

 本書では、名作と言われたコピーが題材になっています。どれもおいしそうだし、食べてみたくなるものばかり。できるもんなら自分で作ってみたい。そのためには・・・
 どうすればこんなにおいしそうなコピーができるのか? ←ここが出発点です。

 作っては直し、作っては直して。ときには「何が足りない?」と家族に聞く。だっておいしい夕飯を作りたいから。
 文章も料理も、精進したいと思います。

毎日、書く

この本を手にしたきっかけ

 本を読むことが財産になるとしたら、読みっぱなしではいけない。どんな形でもよいから記録して残したい。私はブログを使ってそれをやってみることにした。

 でもいざ始めてみると、自分の思うように表現できない。少しイライラする。でも英会話の勉強と同じで明日、急に文章がうまくなるとは思えない。ただ、なにか手がかりが欲しいと思った。

文章のみがき方 (岩波新書)文章のみがき方 (岩波新書)
(2007/10)
辰濃 和男

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 この本は作家や文章家たちの作品を見本にして、なぜこの文章が良いのか、なぜ心に残るのか、この臨場感はどこからくるものなのかを解説してくれる。



「書く」ことについて

 書くことと読むことは、もしかしたら別の技術だと思われているかもしれない。しかし、書くためにはそれと同じか、それ以上に「読む」ことが必要だと思う。そう考えると、書くことも読むことも、どちらが欠けてもいけないのではないか。

 書いたり読んだりを基礎として、著者が教えてくれたヒントを書きだしてみる。



得たヒント

* 毎日何かを書く。
* 五感を働かせて書く。
* 自分にしか見えない何かを見る努力をする。
* 外を歩いて書きたいことに出会うことがある。歩こう。
 
* 気に入った文章を書き抜く。
* 何度も読む。
 
* 好奇心をもって小さな発見を楽しもう。

* 何か書きたくなったら、ためらうことなく書きつくす。
* 自分の言葉で、誰にでもわかりやすく書く。
* 激しい感情のたかぶりを抑えて、相手に思いを伝える。

* 削る勇気を持とう。
  それは、文章の本質をきわだたさせるために必要な作業である。



この本を最後まで読んでみての感想

 小手先のテクニックとか、その瞬間にしか活用できない技術ではなく、書いてあったのはすべて基本的なことだった。これなら今からでもできるし、きっと明日以降も続けることができるだろう。
 
 書き続けることに対して背中を押す一冊であった。



本書からの書き抜き

 文章を書くということは自分のなかの思い込み、偏見をあばくことでもあります。思いこみや偏見をあばき、ひたすら正確な文章を書くには、これこそ「生涯の仕事」なのです。(p.104)


 正確な文章を志す以上、人の心の奥にある複雑なものを複雑なままに見極める努力がなくてはなりません。正確な文章に近づく道は険しいのです。(p.109)


 新しいものを生むには自分の心のなかにある既成の概念を再三、壊していく営みが必要なのではないでしょうか。(p.199)


 一方で厳しい批判を受け入れるやわらかさをもち、一方で厳しい批判、注文、悪口にさらされても自分を失わない強さをもつ。自分は、いいものをたくさん吸収してより大きく成長しているのだということに自信をもつ。
 文章修業には、そのやわらかさと強さが両方とも必要です。(p.219)

「っ」

小さい“つ”が消えた日小さい“つ”が消えた日
(2006/11)
ステファノ・フォン ロートロステン クロケンブリンク

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「小さい"っ"が抜けて、全く違う意味になる文を募集」。
どこかでそんな記事を見かけました。どうやらこの本がきっかけになっているらしく、一度読んでみたいと思っていました。

「ふむ・・・なるほど、そういえばそうなのよね・・・」。すみません。読んでみて、そのくらいの感想しか持てませんでした。著者は日本語が堪能なドイツ人とのこと。日本語を母語としない日本語学習者が苦労するのが「っ」。日本語は「拍」でとらえる言語なので、この著者にとって「っ」はとても新鮮にうつったのだと思われます。逆に、日本語を母語とする私たちは、普段「っ」を意識することなく使っている。「っ」がこんなストーリーになるんだ!という新鮮さがありますね。

ただ、本書を読んでいて何だかすっきりしない感じがつきまとうんですよね。それは多分、著者のあとがきが説明している点のせいかもしれません。

しかし、この話を仕上げるのにいちばん苦労したことは、小さい「つ」が消えて、意味が変わってしまう言葉を見つけ出すことでした。本が完成した今でも、この箇所に関しては満足していないのです。

この本はことばに興味を示し始めた小学生でも読めそうだね、と読み進める。すると突然難しくて硬い「っ」の抜けた例文がポンポンっと出てくる。語り部調でふんわりしたなかに漢語が多用されるなど・・・なんというか、ちょっと居心地がいまひとつでした。

着眼点は面白いのですが、もう少し「っ」が消えたあとのエピソードを濃く描いてほしかったです。
私について

チェリ

Author:チェリ
最後まで読まない(読めなかった)本も多いですが、基本的に本があれば幸せです。いつか図書館に住んでみたい。地震が起きたら本の重圧で動けないでしょう・・・そんな部屋に住んでいます。積読ばんざい! 本屋に行くと嬉しくて腹痛になりやすい人です^^;

最新記事です。
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