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無題

自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)
(2001/06)
花村 萬月

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まずタイトルに惹かれた。そして私はこの本に自由という哲学的な何かを期待して読み始めた。「自由な旅にでることの本質を論じていく」とあったが、印象としてはエピソードのほうが多かったような気がする。なので途中からは流して読んでいった(ごめんなさい)。

同じ経験をしたライダーは所々で共感し、これからオートバイで初めて旅にでようとする人にとってはアドレナリン本となるだろう。ただし花村さんは規格外ライダーであるので、どこまで参考にしていいのか分からなくなりそう。

たとえばこんな考え方に似ているかもしれない。「レコードを知らない人にレコードの良さを説明しても分かってもらえない。レコードを実際に手に取り、その音を聴いてみない限りは」 旅もとにかくやってみろよと。少々荒行じみてはいるけど、野宿や悪天候でのツーリングを通してきっと君は五感で旅をできるよと。そこから自由な旅が始まるのだ。花村さんはそう言っているのだと思う。

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旅行にもっていく本

久々の更新です。

近々旅に出るので、持っていく本を選びました。
結果、この2冊がまず(?)決定↓

旅々オートバイ旅々オートバイ
(1999/05)
素樹 文生

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これたぶん10年前に買った本です。実はあまり読んでなかったのだけど、手放すことができませんでした。紙面が茶色になっています^^; さっき検索したら、この本は文庫本化されていました。私が持っているのはこの単行本です。

表紙の写真をよーく見てみると、写っている車の型が古い(笑) 時間の経過を実感します。



老人と海 [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス老人と海 [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス
(1998/12)
アーネスト ヘミングウェイ

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洋書も持っていこうかと思いまして^^。今回の旅は海路を使うので、海を眺めながら読みたい一冊です。

明るい旅情

明るい旅情明るい旅情
(1997/09)
池澤 夏樹

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初めて読んだ池澤さんの本は『ハワイイ紀行』だった。ハワイイに対して愛情がいっぱい詰まった一冊。歴史、人、植生など、「紀行」とはあるけれど実は民俗誌にも匹敵するほど、取材と調査を重ねた作品。私はこの本をハワイイ事典として読んだ。

池澤さんの本はとても読みやすい。これだけ緻密に事象を描いているにも関わらず、難しい表現がない。読んだまま、すっと頭に入ってくる感じ。読んでいて心地よい。

そんな池澤さんの『明るい旅情』を最寄図書館でたまたま見つけた。彼の「旅情」は単なる旅行記とかエッセイではないことは分かっていた。最初から(笑) ひとことで言うなら、「明るくてきびしい、池澤さんの旅情」。彼が少年のようにヤンバルを探検していたかと思うと、これだけ地名やルートを詳細に出したのはダム建設が予定されているから、とくる。バカンスを楽しむ一方で、プランテーションにまつわる奴隷制度の歴史を考えている。池澤さんはその土地の歴史をも旅の要素にしている気がする。厳しい歴史があったからこそ自然が美しく、そこが愛おしく思えるのだろう。

旅先でのエピソードはどれも魅力的だったけれど、、その中でも一番のお気に入りは「おじさんの宝貝」だ。贈り物が相手に届くまでの過程について細かに書かれていて、「そうそう!そうなのよ。私もそう思ってた!」と心の中で呟きながら読んだ。贈り物を選ぶとき、高価なものや人気商品、日用品ならいつも正解ということはない。相手のことを考えず、自分の視点だけで選んだものは、既に贈り物ではない。「おじさん」から宝貝を贈られて、池澤さんたちはほっこりした気持ちになった。「いってみれば、贈り物はその気持ちを運ぶ器なのである」。普段から知っていた(はずの)ことでも、旅先だとよりはっきりと心に留まる気がするのは私だけじゃないはず・・・。

あぁここを出てどこかに行きたくなってきた!
旅をすることを続けよう、そう思える本だった。また読みたい。

ゆらしぃ島のスローライフ

ゆらしぃ島のスローライフゆらしぃ島のスローライフ
(2004/02)
金丸 弘美

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内容(「BOOK」データベースより)
遙か南の島へ東京から引っ越した著者一家が島で知った「本当の贅沢」とは―。食環境ジャーナリストの著者が鋭い観察眼で島の魅力を綴るノンフィクションエッセイ。


私は南の島に行くことにした。情報収集のため図書館へ。地理・旅行ジャンルの本棚には魅力的なものが無い。諦めて一般書コーナーへ移る。片岡義男さんの本、新しいの入ってないかな。そう思いながら「か」行の棚に向かう・・・収穫なし。

『ゆらしぃ島のスローライフ』。黄色い背表紙が目にとまった。「ゆらしぃ」って響きが南国っぽいよ? 期待しつつその本を手に取る。金丸弘美さん。知らなかった「か」行の作家さん。これが私と金丸さん、つまりこの本との出会いだった。

書店に行けば旅ガイドはたくさん置いてある。でもどれも似たり寄ったりで買う気がしない。「人気スポット」、「お土産ショップを写真つきで紹介」、求めているものと違う。ふと考えるんですよ、旅に出る前に。たとえば「どうして私は沖縄に行ってみたくなったんだろう?」と。今回は、のんびりした空気に浸ってみたいのと、最近何か忘れているものが沖縄で見つかるんじゃないかという期待があった。

金丸さんのこの本は鹿児島県徳之島が舞台だったが、場所は違えど、そんな私を導くエッセイが満載されていた。忘れかけていた何か、本当は「こうありたい」と思う自分・・・行ってみてごらん、何かが見つかるよ。紙面からそういうメッセージが聞こえてきて、出発前夜だというのに少し夜更かしして読みとおしてしまった私。 おかげで飛行機の中では爆睡状態! でも出発前に読んで良かったな。

本書は、隣人や親子の関係、自然との共生、ライフスタイルなど私たちの生き方にじんわり響いてくる本だと思う。旅立つ人も、そうでない人も、毎日働く親御さんたちにも読んでほしい一冊だ。




あ、この本にはゆらしぃ島の美味しいレシピがついてます。^^


私について

チェリ

Author:チェリ
最後まで読まない(読めなかった)本も多いですが、基本的に本があれば幸せです。いつか図書館に住んでみたい。地震が起きたら本の重圧で動けないでしょう・・・そんな部屋に住んでいます。積読ばんざい! 本屋に行くと嬉しくて腹痛になりやすい人です^^;

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