スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

3月分

3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2457ページ

沈黙 (新潮文庫)沈黙 (新潮文庫)
読了日:03月31日 著者:遠藤 周作
空は青いか (講談社文庫 は 58-3 萬月夜話 其の 1)空は青いか (講談社文庫 は 58-3 萬月夜話 其の 1)
読了日:03月24日 著者:花村 萬月
ねこニャン―元気がでる猫写真 (GLIDE MEDEIA MOOK 29)ねこニャン―元気がでる猫写真 (GLIDE MEDEIA MOOK 29)
読了日:03月18日 著者:
ブッダの詩(ことば)―知恵と慈悲のかたち (生活人新書)ブッダの詩(ことば)―知恵と慈悲のかたち (生活人新書)
読了日:03月18日 著者:奈良 康明
重力ピエロ重力ピエロ
読了日:03月18日 著者:伊坂 幸太郎
文章のみがき方 (岩波新書)文章のみがき方 (岩波新書)
再読した。
読了日:03月09日 著者:辰濃 和男
クジラの彼クジラの彼
読了日:03月08日 著者:有川 浩
文章のみがき方 (岩波新書)文章のみがき方 (岩波新書)
読了日:03月08日 著者:辰濃 和男
砂の本 (現代の世界文学)砂の本 (現代の世界文学)
読了日:03月04日 著者:ホルヘ・ルイス ボルヘス,ホルヘ・ルイス・ボルヘス
誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで
読了日:03月01日 著者:小島 正美

読書メーター


意外に読んでましたね、今月。
帰省のとき集中して読んだってのもありますが。

4月からは、教科書や関連図書を読まなければならないので
一般書を読む時間が減るかも・・・なんとか時間を工面しようと思います!

スポンサーサイト

介護専門書(蔵書メモ)

■介護一般
やさしい介護 (ケアハンドブックシリーズ) ※
ホームヘルパー 老人介護三百六十五日 ※
老人介護 常識の誤り
老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)
私も入りたい「老人ホーム」 (生活人新書)
「痴呆老人」は何を見ているか (新潮新書)

■ケア
ユニットケアを味方にする方法 17の試行錯誤に学ぶ
ケアその思想と実践 1 ケアという思想 

■認知症
パーソン・センタード・ケア―認知症・個別ケアの創造的アプローチ
実践パーソン・センタード・ケア―認知症をもつ人たちの支援のために
認知症の人とともに―認知症の自我心理学入門
バリデーション―痴呆症の人との超コミュニケーション法
アルツハイマーのための新しいケア―語られなかった言葉を探して
痴呆高齢者の残存機能を引き出すケアガイド―その人らしさの回復を促す事例の○と×

■技術
看護・介護のためのキネステティク―上手な「接触と動き」による介助
排泄ケア ワークブック
介護技術の提案 歩行介助・移動介助編―テキストでは学べないあたらしい
もっと!らくらく動作介助マニュアル―寝返りからトランスファーまで
さあさんのかかってキネステティク

■医学
バイタルサインの見方・読み方―体温・脈拍・呼吸・血圧・意識 (看護学生必修シリーズ)
高齢者介護施設の褥瘡ケアガイドライン
実践に基づく最新褥瘡看護技術
褥創ケアの技術 (別冊「ナーシング・トゥデイ」 (3))
早わかり褥瘡ケア・ノート
高齢者介護の緊急事態マニュアル―症状別対応
早引き薬事典
認知症ケアにおける基礎疾患と薬―チームアプローチが創るQOL
介護職のための高齢者の病気と薬講座
介護福祉士のための教養学3 介護福祉のための医学 (介護福祉士のための教養学)
やさしくわかる東洋医学

■その他
福祉小六法〈2008〉
介護福祉用語辞典 ※
家族みんなの介護予防運動マニュアル
図解 介護保険のすべて〈第2版〉
精神保健福祉士の仕事
介護・福祉・医療に関わる人のためのアートセラピー入門―認知症にも効果が認められた芸術療法 (WE LOVE THERAPY 1)
こんな夜更けにバナナかよ

帰省の供 未読など

 今回の帰省では、本を多めに持ち歩いていました。で、結局読む時間がなかった本を載せてみます。

本などいらない草原ぐらし (角川文庫)本などいらない草原ぐらし (角川文庫)
(2006/11)
椎名 誠

商品詳細を見る

 『ねこ捜査官ゴルゴンゾーラとハギス缶の謎』を読んでなければ、こっちは読み終えていただろう一冊です。

車で書店に出かけては新刊を山のように買い、町をうろうろ歩き回って古本を手に入れる。
自宅の書棚の前に立って、タイトルも装丁も中身もいい、三拍子揃った「美人本」について考える。
会津の山奥、モンゴルの平原で続く長期の映画撮影にも、気になる本を連れて行く。
世界中のどこにいても何かを読まずにはいられない! 旅と本への愛情に満ちあふれた、椎名誠の「移動本読み」エッセイ。

 表紙が良いですよね。本文中にもある、沢野ひとしさんのイラストがほのぼのしています。

 帰省前日に、どの本を持って行こうかと本棚の前で思案していたけど、この本を思い出して「これは外せないだろっ」と。でも結局読めなかったんですけどね(笑) またどこかに行くとき連れて行くことにします。



ゴシップ的日本語論 (文春文庫)ゴシップ的日本語論 (文春文庫)
(2007/10)
丸谷 才一

商品詳細を見る

 一冊くらいはかたい本があってもいいんじゃないかと思いまして。
 言語学系の本、好きなんです。日本語教育能力検定試験を受けるとき、いろんなのを読みました。最近流行っている「この漢字読めなきゃ恥だよ」な本(問題集?)は好きじゃないですけどね。


そして最後に、
yom yom (ヨムヨム) 2009年 03月号 [雑誌]yom yom (ヨムヨム) 2009年 03月号 [雑誌]
(2009/02/27)
不明

商品詳細を見る

 新幹線車中での4時間半、このyom yomで楽に過ごせました。活字が大きいから、目が疲れにくいし、エッセイや読みきり小説、対談、イラスト日記などジャンルが多彩なので、気分転換の読書中にあって気分を変えることができます。
 yom yomについては、後日、気に入ったページについて書くつもりです。これから歯医者、では。^^

帰省の供 ねこ捜査官

ねこ捜査官ゴルゴンゾーラとハギス缶の謎 (ヴィレッジブックス)ねこ捜査官ゴルゴンゾーラとハギス缶の謎 (ヴィレッジブックス)
(2009/02/20)
ヘレン&モーナ ・マルグレイ

商品詳細を見る


 実家に帰ってみたら、父がこの本を買って私を待っていた(笑) 我が家はどちらかというと犬派のはずだったが、私が猫を飼いはじめてから圧倒的に猫グッズが増えている。

 ヴィレッジブックスは、あまり有名ではない作家の本が多い。私はこの著者を知らなかった。ブックカバーの表と裏を見て読んで、これって面白いのかしら・・・400ページもあるし、どうしようかなと思いつつ読み始めた。
 翻訳物には必須の「登場人物」のページを何度も行ったり来たりしながら読みすすめて、気づいたら2日間で300ページも読んでしまっていた。意外に面白くてハマった。
 ある小さなホテルの数人の宿泊客が、怪しく登場しては殺されていく。それはよくある海外ドラマのストーリーのようである。猫が捜査官だなんて、まるで三毛猫ホームズのシリーズみたいだと思いながらも、飽きずに読める。

 近年、テレビの海外ドラマは韓流一色になったけれど、以前は米英の推理ものがけっこうあった。私は「名探偵ポアロ」や「ジェシカおばさんの事件簿」が大好きだった。この本はそういう海外推理ドラマを観ているような気分にさせる。地名をよく知らなくても、登場人物の名がカタカナで覚えにくくても良いのだ。私は十分に楽しんでいる。

 実はまだ最後まで読んでいない。さきほど書いたように、あと100ページほど残っている。父が数十ページ読んだところで栞をはさんでいたため、この本は実家に置いてきたのだ。あと数週間、入院生活をおくる予定の父にも、この本を楽しんでもらいたいと思う。
 物語の結末は、次の帰省までお預けにすることにした。


帰省の供 其の一

空は青いか―萬月夜話〈其の1〉 (講談社文庫)空は青いか―萬月夜話〈其の1〉 (講談社文庫)
(2009/01/15)
花村 萬月

商品詳細を見る

 以前に書店で『たびを』を見かけて以来、読んでみたいと思っていた作家、花村萬月さん。彼の「ブルースフルな日記エッセイ」です。
 彼の作品の中で、どうしてこの一冊を選んだのかというと、本書の帯にこう書かれていたから。

愛する駄犬・ブビヲ(♀)とともに、ゆるゆる歩く、読む、書く日々

 つまりブビヲの話を聞きたかったんですよ。でも読んでみたら、実際は彼の愛車に関するエッセイがほとんどでした(泣) おまけにオートバイがらみの記事も少なくて。車好きな人には大変面白く読める内容かもしれないです。私は4輪に興味がないもので・・・車は道具でオートバイは玩具という感覚、そのへんは花村さんと同感でしたが。
 なんだか、行きつけのバイク屋で、常連のおじさんに熱く語られてるような気分になる本でした(笑) 溺愛するマシンの話に始まって、軽薄?な話に及んだと思ったら今度は真面目な顔して語っている・・・それ私に説教してるのかしらと思ってしまうような空気がこの『空は青いか』に漂っています。でもそれが嫌だなあという感じではないですね。ちょっとクセがあるのねこの人、かわいいじゃない。

 この本は先日帰省のおりに、往路新幹線で一気に読みました。座りっぱなし読みっぱなしの疲労で、後半はあまり内容を覚えていないのですが(すみません花村さん)、あとがきの「夜、歩く」はいいですね。ブビヲ中心の話でほのぼのしました。こういうのが読みたかったんですよ(笑) 
 あまりにも分厚くて敬遠していた『たびを』、読んでみようかな。あれは小説というより、花村さんのオートバイ旅にもとづいた話らしいです。ここ数年、私は二輪から離れています。4輪旅とは違う、あの旅情というか、旅の感覚を思い出してみたいなあ・・・。


"G"

重力ピエロ重力ピエロ
(2003/04)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る


 久しぶりにミステリ小説を読んだ。それが伊坂さんの作品でよかった。彼の文体は、読んでいてホッとする。そしてなにより面白い。
 物語のあちらこちらに彼の好奇心を垣間みた気がする。ときどき「私」が伊坂さん本人なんじゃないかと思ってしまうことがあった。きっと、会って話してみると楽しい人なんだろうな。
 読み手の私は、いつも「私」の立ち位置なのだが、もっと正確に言うと、「私」のすぐ後ろにピタッとついて読んでいた。まるで守護霊のような感覚である(と言っても、私は生きているのだけど)。すごく感情移入しているからか、途中で読むことを止められない。本を離れているときにも、私は春のことを考えていた。

「そうね。あたしやあなたは、そのうち宙に浮く」

 主人公と春の母親が、サーカスをみながら一言。この本の78ページ3行目に出てきて以来、私の頭から離れることはなかった。
 「あたしやあなた」はもちろん夫妻(両親)のことを言っているが、最終的には「私」や春も含んでいたと思う。いつか"G"から解放されるときがくる。この母親の、家族への揺るがない愛と、彼女が本来持っている潔さはすばらしい。

 本書が映像化されるとか。これが傑作なだけに、とても興味がある。けれど一方で「観たいような、観たくないような・・・」自分がいる。この本を読むことによって、私は一つの映画をもう観てしまったかも、と思っているから。さてどうしようかな。
 

毎日、書く

この本を手にしたきっかけ

 本を読むことが財産になるとしたら、読みっぱなしではいけない。どんな形でもよいから記録して残したい。私はブログを使ってそれをやってみることにした。

 でもいざ始めてみると、自分の思うように表現できない。少しイライラする。でも英会話の勉強と同じで明日、急に文章がうまくなるとは思えない。ただ、なにか手がかりが欲しいと思った。

文章のみがき方 (岩波新書)文章のみがき方 (岩波新書)
(2007/10)
辰濃 和男

商品詳細を見る

 この本は作家や文章家たちの作品を見本にして、なぜこの文章が良いのか、なぜ心に残るのか、この臨場感はどこからくるものなのかを解説してくれる。



「書く」ことについて

 書くことと読むことは、もしかしたら別の技術だと思われているかもしれない。しかし、書くためにはそれと同じか、それ以上に「読む」ことが必要だと思う。そう考えると、書くことも読むことも、どちらが欠けてもいけないのではないか。

 書いたり読んだりを基礎として、著者が教えてくれたヒントを書きだしてみる。



得たヒント

* 毎日何かを書く。
* 五感を働かせて書く。
* 自分にしか見えない何かを見る努力をする。
* 外を歩いて書きたいことに出会うことがある。歩こう。
 
* 気に入った文章を書き抜く。
* 何度も読む。
 
* 好奇心をもって小さな発見を楽しもう。

* 何か書きたくなったら、ためらうことなく書きつくす。
* 自分の言葉で、誰にでもわかりやすく書く。
* 激しい感情のたかぶりを抑えて、相手に思いを伝える。

* 削る勇気を持とう。
  それは、文章の本質をきわだたさせるために必要な作業である。



この本を最後まで読んでみての感想

 小手先のテクニックとか、その瞬間にしか活用できない技術ではなく、書いてあったのはすべて基本的なことだった。これなら今からでもできるし、きっと明日以降も続けることができるだろう。
 
 書き続けることに対して背中を押す一冊であった。



本書からの書き抜き

 文章を書くということは自分のなかの思い込み、偏見をあばくことでもあります。思いこみや偏見をあばき、ひたすら正確な文章を書くには、これこそ「生涯の仕事」なのです。(p.104)


 正確な文章を志す以上、人の心の奥にある複雑なものを複雑なままに見極める努力がなくてはなりません。正確な文章に近づく道は険しいのです。(p.109)


 新しいものを生むには自分の心のなかにある既成の概念を再三、壊していく営みが必要なのではないでしょうか。(p.199)


 一方で厳しい批判を受け入れるやわらかさをもち、一方で厳しい批判、注文、悪口にさらされても自分を失わない強さをもつ。自分は、いいものをたくさん吸収してより大きく成長しているのだということに自信をもつ。
 文章修業には、そのやわらかさと強さが両方とも必要です。(p.219)

らぶ☆ファイター

クジラの彼クジラの彼
(2007/02)
有川 浩

商品詳細を見る


いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何も悪くない! かまんが!(笑)

6編とも自衛隊がらみのレンアイもの。最初の「クジラの彼」を読み終えたときには、ベタ甘すぎて「どうしよう^^;」と怯んだけど、こうして最後まで読んだってことは「どうしよう」じゃなかったってことなんだよね、と言うか、むしろ好きなんじゃ?(笑) 嫌よダメよも好きのうちっていうし(説明になってない)。

中でも「ファイターパイロットの君」と「脱柵エレジー」が好き。光稀と清田さんが愛おしくてしかたなくなってます。


高校生のとき、地元に寄港した自衛艦を見に行ったことがあります。友達と4人で行ったんだけど、その中のひとりがある自衛官に気に入られたようで。今みたいに携帯もメールもなかったから、すぐに音信不通になっちゃったらしい。もし続いてたらどんなレンアイになってたんだろうって・・・勝手に想像しちゃってすみません(笑) 少なくともあの頃の私たちは、相手と繋がらない長期間というのは思いもしなかったですね。自衛隊の任務中は頻繁に連絡がとれない。それは陸で待つ彼女(あるいは彼)にとっても自衛官の彼(彼女)にとっても、ある思いとの戦いを意味する。彼らはいわば正真正銘のファイターなのです。

そういえば、私が通った二輪教習の教官も元自衛官でした。それもクジラでっせ! あぁもっといろいろ話を聞いてみたらよかったな。この教官、けっこう怖かったんですよ。ちょっとでも適当な運転すると、場内に響き渡るスピーカーから喝が落ちてくるんです(それも名指し)。あ、話がそれてますね。まぁなんというか、私にとって自衛官ってわりと身近な存在だったかもしれないです。

著者紹介のところに、有川さんの写真が載ってますね。あれは輸送機でしょうか? 
「あとがき」まで読んで、また最初に戻ってみて。6種類のカクテルのイラストを眺めて。うーむ、有川さんってのはどんだけ好奇心が旺盛な人なんだろう!って感動しました。

古書フェア再び

また行ってみました。前回とは品揃えが変わっていて、『砂の本』はもう無かった・・・。
その代わり、私の「読みたい本リスト」の中の一冊を発見。



300円也。1988年第1刷版、全ページの状態は良いけれど、表紙と帯が傷んでいます。
定価の半分の値だからまぁ、そんなもんなのかなぁと。

表紙の裏にある解説文より
父の夢は、宇宙を駆ける巨大な宇宙船を造ること。息子の夢は、海を走る巨大なカヌーを造ること -- 父ダイソンは、「スペース・コロニー計画」に参加した世界的物理学者。息子は、17歳で家を飛び出し、カナダ沿岸の樹上の小屋で一人暮らすエコロジスト。 -- 決して相合うことのない二人の行き方を、淡々と重ね合わせつつ描いて、現代そのものがもつ多様性を浮き彫りにしたユニークな評伝。(解説 野田知祐氏)


うわーこの本、線引きながら読みたい。この解説を読んでそう思いました。
だったら買うしかないじゃん!!

お買い上げ。


帰宅してネット検索してみたら、中古商品として 1,495円 の値がついてますよっ!!
こりゃお買い得だったのかもしれないな。うひょひょ。

めった切り

そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイドそんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド
(2005/11/29)
豊崎 由美

商品詳細を見る

一冊通して読んだわけではないのですが。

図書館から「リクエスト本が入ったよ~」という連絡があったので行ってきました。2冊受け取って、そのまま帰るのもなんだから・・・と館内をぶらぶら。空いていたイスの近くに置いてあった、この本。これ、書評本ですよね?(笑) 本がどうの、この作家がどうのって言うより、ただただ読み物として面白かったです。

今日受け取った本も、もちろん評されていました。「うわーめった切られてたらどうしよう」。 そっと読む・・・ほっ。大丈夫、切られてなかった(笑) それどころか、借りている他の本を後回しにしてでもすぐに読みたい!!気分になりましたよ。

それから・・・読んだことがないのだけど、元?ミュージシャンで今は作家(が本業?)のTさんのある小説。自伝的プロットのものでしたが・・・めった切られてました。ドスッ!ザクッ!ドバー!バタッ。

それにしても、この豊さんの蔵書量には驚かされます。もしかして、家の外壁は本(たぶんハードカバー)で出来てるんじゃないの?というくらい本本本の暮らし。実際、引越したあと、しばらく本入り段ボールが家具になってるそうです。

本が捕り憑く

ラテンアメリカ/集英社ギャラリー「世界の文学」〈19〉ラテンアメリカ/集英社ギャラリー「世界の文学」〈19〉
(1990/02)
篠田 一士、

商品詳細を見る


今回読んだのは、この分厚い本のなかの、砂の本 (現代の世界文学) です。


池澤夏樹の本を読んでいて、彼が篠田一士という人に影響を受けたことを知りました。篠田さんの名前を頭の片隅に置いていて、ある日、本屋で見つけてしまった・・・『砂の本』。ひっそりと棚に収められていたその本は、黒色ベースに(確か)山本容子さんの版画の表紙でした。「ボルヘス」の名のそばに記されていた「篠田一士」という訳者名。おぉ、こんなにすぐに出会えるなんて、と私は運命的なものを勝手に感じて、この『砂の本』を読むぞと決めました。

-------------------------------------------------

『砂の本』はボルヘスの13の短編から成る。全タイトルは次のとおり。「他者」-「ウルリーケ」-「会議」-「人智の思い及ばぬこと(『ハムレット』一幕五場)」-「三十派」-「恵みの夜」-「鏡と仮面」-「ウンドル」-「疲れた男のユートピア」-「贈賄」-「アベリーノ・アレドンド」-「円盤」-「砂の本」。

幻想的な「他者」と「ウルリーケ」はとても読みやすい。(記憶が歪んでいるかもしれないが)アントニオ・タブッキを思い起こさせた(著者はカフカをめざした、と言っている)。この二編は、相手がいったい現実のものなのか分からなくさせる。「砂のように時間が流れた。(「ウルリーケ」)」 手にすくってみた砂が、指の間からさらさらと抜け落ちていくようなイメージ、不快ではない眩暈が読者を襲うことだろう。

「会議」は一番長い短編で、私にとっては最も難解であったがために、読破するのに多少辛抱するはめになった。読解力がないのか、今あまり思い出せないでいる。この他では「贈賄」にも通じるのだが、登場人物が学識者だったり衒学的な人だったものだから、私の脳ミソが拒否反応を起こしたのかもしれない。

「恵みの夜」、「疲れた男のユートピア」、「アベリーノ・アレドンド」、「円盤」の四編は私のお気に入りとなった。「アベリーノ・アレドンド」は、最後まで読んでやっと中軸が分かる手法で書かれていて、「円盤」は、読んでいると何故か、らせん状の画が頭に浮かんでくる。ボルヘスの短編は立体的だなぁと思わせた。

そしてなんと言っても「砂の本」。こんな短編を私はかつて読んだことがない。たった数ページの中に広がる無限の、「はじめもなければ終りもない」世界。「彼」はその後、あの本をまた手にとってしまっただろうか。

-------------------------------------------------

この『砂の本』には「後書き」があるけれど、これを最初に読んではダメです!(笑)
この後書きが記された1975年、ボルヘスはほとんど目が見えない状態で、口述していたそうです。

私はこの本に出会い、大切に読みました。読み終えた今思うのは、また読んでしまうだろうということです。昨日古書フェアで見かけた『砂の本』がどうも気になって仕方ない・・・。あの本を買うかどうかは別として、少なくとも、本書最後の短編「砂の本」だけは、書き写しておこうかなと思っています。

古書フェア

たまたま入った立ち寄った有隣堂で、古書フェアをやっていたので覘いてみた。面白そうな本がいっぱいあるー! 以前に買おうか迷ったボルヘスの『砂の本』もあったし・・・。

砂の本 (現代の世界文学)砂の本 (現代の世界文学)
(1987/12)
ホルヘ・ルイス ボルヘスホルヘ・ルイス・ボルヘス

商品詳細を見る

ハードカバーじゃないのも売っているのだけど、こっちが良いのよ。表紙、それから本全体の雰囲気が好きだわー。

でも今読んでるしね^^; 結局買いませんでした。
このフェアでの収穫は一冊(に絞った)。

詩・黒人・ジャズ (1965年) (晶文選書)
D1000001[1]

晶文社のハードカバーって好きです。あのサイ(?)のマークに癒されるってのも理由のひとつ。^^ 帰宅して、図書館HPで蔵書検索したけど無かった。隣市にもなかった(買って良かったかも!) 1974年の第16刷版。積読本の仲間入り。

(写真右の新書は定価で買ったものです)




「○○産」という信仰

誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで
(2008/09)
小島 正美

商品詳細を見る

(読後の感想というよりは個人的意見です。)

たとえば「中国産」と聞いて、どんなことを想像するだろうか。昨今の食品絡みの報道で、多くの人々の「中国産」イメージが近づいているように思う。

分からないもの、知らないことに関して私たちは警戒したり、ときには恐怖心を抱くことがある。そこに、特に悪い情報が入るとそれが裏づけとなり、人によっては確信に至るかもしれない。

スーパーの野菜売場では「私が作りました」と写真入りで生産者を紹介している。私たちはその顔を見たことで、なんとなく安心する。「安心・安全」という文字が掲げられることで安心する。でもよく考えてみたら、それがなぜ「安全」に繋がるのか説明できない。だからと言って、私が産地まで出向き、生産過程を逐一観察するのは不可能、となると、公表されている情報を取捨選択して自分で考えるしかないと思う。情報のリテラシーを自分の中に培っておかなければならない。

狂牛病が騒がれたとき、牛肉を敬遠する消費者が増えた。なのに「○○のバーガーは止められないから食べる」人がいた。今では少し風化して、スーパーには普通に輸入肉が並び、それらは比較的安価であるから売れている。そもそも、国産だろうが輸入だろうが、目で見て狂牛病とかクローンとか、そういう判断がつかないのだから。

国は大金を投入して全頭検査など行ったが、同じお金を使うなら他にも使い道があっただろうに、という感を私は否めない。

「牛はさぁ怖くて食べないようにしてる」という君、完全にメタボだよ!!ってな人がいたりする。個人が自分を含めて「気にすべきことの優先順位」を考えないでいると、ただ情報に振り回されるだけである。私はそんな一生を送りたくない。


-----------------------------------------------------------

本書は特に後半(第9章~)を熟読しました。
個人的には「不安による経済損失(本書256ページ)」や「不安が招く所得格差(同258ページ)」が興味深かったです。この本の目的と少しそれた分野の記事だったかもしれませんが^^;、私、経済系学部で学んでいたので、やはりこういうテーマにアンテナ4本のようです(笑)

2009年2月のまとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1763ページ

小さい“つ”が消えた日小さい“つ”が消えた日
読了日:02月27日 著者:ステファノ・フォン ロー,トロステン クロケンブリンク
図書館戦争図書館戦争
読了日:02月24日 著者:有川 浩
コツコツ勉強するコツ86コツコツ勉強するコツ86
読了日:02月24日 著者:和田 秀樹
-地域に夢と活力を- みんなでつくるバイオマスタウン-地域に夢と活力を- みんなでつくるバイオマスタウン
読了日:02月23日 著者:
明るい旅情明るい旅情
読了日:02月18日 著者:池澤 夏樹
タイタニア(3)旋風篇 EXノベルズタイタニア(3)旋風篇 EXノベルズ
読了日:02月13日 著者:田中 芳樹
タイタニア〈2〉暴風篇 (EXノベルズ)タイタニア〈2〉暴風篇 (EXノベルズ)
読了日:02月05日 著者:田中 芳樹
Swing Journal (スイングジャーナル) 2008年 04月号 [雑誌]Swing Journal (スイングジャーナル) 2008年 04月号 [雑誌]
読了日:02月05日 著者:
伝える力 (PHPビジネス新書)伝える力 (PHPビジネス新書)
読了日:02月01日 著者:池上 彰

読書メーター



『図書館』シリーズ、ほかの作品も読んでみたい!
私について

チェリ

Author:チェリ
最後まで読まない(読めなかった)本も多いですが、基本的に本があれば幸せです。いつか図書館に住んでみたい。地震が起きたら本の重圧で動けないでしょう・・・そんな部屋に住んでいます。積読ばんざい! 本屋に行くと嬉しくて腹痛になりやすい人です^^;

最新記事です。
コメントをありがとう♪
テーマ
QRコード
QRコード
月別アーカイヴ
BGM
リンク
本家ブログや、本に関するツールです。すべて私がユーザー(管理人)のものばかりです。
その他

FC2Blog Ranking

RSSリンクの表示
おいでませ!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。